KATHARSIS hanare

hanareという場

hanareニューオープンステートメントより


この夏、京都御所東にて、間借りでKATHARSIS hanare(はなれ)をはじめます。

2019年、百万遍にBar KATHARSISを開店してから、僕たちはたくさんの「人」に出会い、たくさんの「語り」を共にしてきました。開店から7年が経ったこのタイミングで、改めて僕たちが本当に求めている語りとは何なのか、もう一度考えてみたいと思いました。

この世界は速すぎると、時々思うことがあります。
もっとゆっくりと、答えを見つける必要もないことに、誰かと一緒に自由に思考を巡らせながら生きていけらたら幸せだと思うのです。どんどん速くなっていく世界から退行するような矢印が、今の私たちには意外と大切なのではないかと思うのです。hanare(はなれ)という場で行うのは、そんな当たり前な人との語りを再定義するための試行です。


まだ形のないhanareという場に暫定的に言葉を与えてみます。

hanareは、複雑で曖昧な思考を許す場です。

僕たちは、答えを探すのではなく分からないことに向き合いながら、AでもBでもない別のCという解に近づくような思考を大事にしています。hanareで交わされる言葉や感覚的なエッセンスから、訪れるひとりひとりが思考し、曖昧さを言葉にしながら思考の歯車が少しずつ回りはじめる、そんな場でありたいと思っています。

hanareは、思考のままに対話する自由がある場です。

コミュニケーションすらも効率さが求められる今の社会では、時間を気にせず思うままに誰かと話せる場はそう多くはないと感じます。hanare(はなれ)は共に考えたい問いを持った人たちが集まり、直に対面し、夜が深まるまで思考できる場です。スピードが速すぎる今の世界では、それが一つの自由だと言えるかもしれません。

hanareは開かれた思考の場であり、境界線のないコミュニティです。

hanare(はなれ)は特定の分野や界隈に閉じられた場ではありません。むしろ様々な分野に対する小さな知的好奇心や無知を許し、この場が媒介となって、既存の領域を超えた関係が無数に生まれる場でありたいと思っています。そうして、ここhanare(はなれ)でのひとりひとりの思考、交わされる言葉、広がる関係がhanareの概形を形成していきます。

最後に、週の真ん中、水曜日と木曜日、速すぎる世界から少しだけ離れて、ここhanare(はなれ)で皆さんと時間を共有できることを楽しみにしています。
はなれの扉は開いています。

MM.DD.ddd --:--:-- JST CLOSE●予約と最新情報